卒業の寄せ書き例文30選 — 先生・友達・後輩へのメッセージと書き方のコツ
卒業の寄せ書きで「何を書こう」と止まったときに使える例文を、先生・友達・後輩の宛先別に30個まとめました。そのままコピペできる定型文と、自分の言葉に書き換えるためのコツも紹介します。

卒業の寄せ書きを前にして、ペンが止まる人は本当に多いです。Okurun を運営していて気づいたのですが、寄せ書きが回ってくるとほとんどの人がまず「他の人が何を書いたか」を見ます。そして、似た言葉を選んでしまう。結果、似たメッセージばかりが並ぶ色紙ができあがります。
この記事では、卒業の寄せ書きでそのまま使える例文を、先生・友達・後輩の3つの宛先で計30個まとめました。コピペで使ってもいいですし、自分の言葉に書き換える「型」として使ってもいい。最後に、書く前に頭の中で整理しておくことと、よくある失敗もまとめています。
書き始める前に整理する3つのこと
例文に飛びつく前に、頭の中で30秒だけ次の3つを整理してください。これだけで、似たり寄ったりのメッセージから抜け出せます。
- その人と一番印象に残っている1シーンを思い出す(飲み会・授業・部活の試合など、ピンポイントに)
- その人の「自分にしか書けない一面」を一つ書く(明るさ・面倒見の良さ・笑い方など)
- これから先、その人にどうあってほしいか(祈り・願い)を一行で言葉にする
この3つが揃うと、寄せ書きは「ありがとう・元気でね・また会おう」の三段論法を超えます。例文を読むときも、この3要素のどこを言い換えればいいか意識すると、自分のメッセージに化けます。
先生・恩師への寄せ書き例文(10選)
先生宛は、生徒の中で読まれることを前提に少しフォーマルめに整えるのが基本です。タメ口は避け、敬体(〜です・〜ます)で書きます。クラス担任・部活顧問・ゼミ教授・塾講師など、関係性によって温度感を変えるとよいです。
クラス担任の先生へ
1. 王道・優しい先生に
○○先生、3年間本当にありがとうございました。 進路で悩んでいたとき、先生がじっくり話を聞いてくださったこと、ずっと忘れません。 先生のクラスで卒業できて、本当によかったです。
「いつ・何を・どうしてもらったか」が一行入るだけで、定型文が一気に自分の言葉になります。
2. 厳しめだった先生に
○○先生、最初は正直こわかったです。でも今思えば、先生の厳しさはぜんぶ私たちのためでした。 社会に出ても、先生の言葉を思い出して背筋を伸ばします。 本当にありがとうございました。
厳しかった先生には、「最初の印象」と「今の理解」のギャップを書くと刺さります。
3. ユーモアのある先生に
○○先生、授業中の脱線話、めちゃくちゃ楽しかったです。 結局、教科書よりも先生の話の方が記憶に残りました。 どうかこれからも、面白い先生のまま、後輩たちを楽しませてあげてください。
先生のキャラに合わせた一文を入れると、本人にだけ刺さるメッセージになります。
部活・サークル顧問の先生へ
4. 部活顧問への感謝
○○先生、3年間の部活、本当にお世話になりました。 弱かった私たちが県大会まで行けたのは、先生が最後まで信じてくれたからです。 先生に出会えて、部活を続けてよかったと心から思います。
成果(県大会・コンクール出場など)と、信じてもらえた実感をセットにすると重みが出ます。
5. 引退試合の話を入れて
最後の試合で負けたあと、先生が「お前らはよくやった」と言ってくれたこと、一生忘れません。 あの言葉で、3年間の全部が報われた気がしました。 ありがとうございました。
結果より、先生がかけてくれた言葉一つを切り取ると、深く残るメッセージになります。
ゼミ教授・研究室の先生へ
6. ゼミ教授へ
○○先生、2年間のゼミ、本当にありがとうございました。 論文がまったく書けず行き詰まっていたとき、先生が一緒に骨組みから考え直してくださったこと、これからもずっと支えになると思います。 先生のもとで学べたことを誇りに、社会に出ます。
ゼミ・研究室は「一緒に考えてもらった瞬間」が刺さります。
7. 卒論指導の先生へ
卒論の何度も書き直したコメント、最初は心が折れそうでしたが、今では一番の財産です。 書く力、考える力を鍛えてくださって、ありがとうございました。
「最初は◯◯だったけど、今は◯◯」というBefore/After構造は短くても力があります。
塾・予備校の先生へ
8. 塾講師の先生へ
○○先生、受験勉強を最後まで諦めずに走れたのは、先生のおかげです。 志望校に合格できた今でも、先生が言ってくれた「お前ならできる」が頭に残っています。 本当にありがとうございました。
受験は「諦めなかった理由」を書くと、合格・不合格に関係なく刺さります。
短く済ませたいとき
9. 短文・無難に
○○先生、3年間ありがとうございました。 先生に教わったことを胸に、これから頑張ります。 どうかお体に気をつけて。
迷ったら「感謝・決意・健康への気遣い」の3点セットでまとまります。
10. 一行で
○○先生、出会えてよかった。3年間、本当にありがとうございました。
他の人が長文を書く中、潔く一行で締めるとかえって印象的です。
友達・クラスメイトへの寄せ書き例文(10選)
友達宛は、敬語を外してその人にしか伝わらない固有名詞を入れるのがコツです。「あの日」「あの場所」「あのとき」は本人にとっては鮮明な記憶。具体的に書くほど、読み返した時に色褪せません。
親友・ずっと一緒だった友達へ
11. 王道・ありがとう系
3年間、一緒にいてくれてありがとう。 朝の登校も、テスト前の絶望も、放課後のしょうもない話も、全部楽しかった。 離れても、一生友達でいよう。
「3年間」「一緒にいてくれて」を冒頭に置くと、それだけで関係性の重みが出ます。
12. エピソード型
修学旅行の夜、3時まで話し込んだの覚えてる? あの話、ぜんぶ本気で聞いてくれてうれしかった。 またあの時間、絶対つくろうね。
二人にしかわからないシーンを一つ入れると、回し読みされても本人にしか刺さらない特別なメッセージになります。
13. これからの応援
○○の進路、ずっと応援してる。 君がやりたいことをやれる人生になりますように。 なんかあったら、いつでも連絡してね。
未来への祈りで締めると、卒業の寄せ書きらしく余韻が残ります。
クラスの友達・グループの仲間へ
14. クラス全体に向けて
このクラスでよかった。 席替えのたびに新しい組み合わせができて、結局みんなと話せた一年だった。 また集まろうね。
「席替え」「修学旅行」「文化祭」など、そのクラス特有の共通体験を入れるとリアルです。
15. グループの仲間へ
○○・○○・○○と、ずっと一緒にいた1年、本当に楽しかった。 お弁当もテスト勉強もぜんぶみんなで。 卒業しても、絶対LINEするから。
名前を3つくらい挙げると、本人たちが見たときに「自分のことだ」とすぐわかります。
16. ちょっと距離があった人へ
あまりたくさんは話せなかったけど、いつも教室で笑顔を見てたよ。 卒業しても、また会う機会があったらゆっくり話したいな。 お互い元気で。
距離があった相手にも、無理して親密ぶらず素直に書くと自然です。
部活・サークルの仲間へ
17. 部活仲間へ
3年間の部活、お前と一緒にやれてよかった。 弱かった俺たちが、最後の大会であそこまで行けたのは、お前がいたからだよ。 大学行っても、また体動かそうな。
「お前がいたから」の一行はシンプルですが、部活仲間には一番刺さります。
18. マネージャーへ
いつも裏で支えてくれてありがとう。 お前がいなかったら、絶対この部活こんなに楽しくなかった。 本当に感謝してる。
マネージャーや裏方の人は感謝されにくいので、はっきり「ありがとう」を伝えるだけで深く残ります。
ライトな関係・短く済ませたいとき
19. 短文・カジュアル
○○、卒業おめでとう! また絶対集まろう、それまで元気で!
知り合いレベルや、書く時間がないときに。短くても「絶対」を一つ入れると気持ちが伝わります。
20. 一言で
○○、出会えてよかった。これからもずっと友達でいよう。
迷ったらこの一文。長文より印象に残ることも多いです。
後輩への寄せ書き例文(10選)
後輩宛は、感謝+これからの応援+自分の経験から伝えたい一言の3点で組み立てると、説教くさくならずに気持ちが伝わります。「先輩風を吹かせない」のがコツです。
部活・サークルの後輩へ
21. 王道・後輩への感謝
○○、後輩として一緒にやれて本当によかった。 君のおかげで、最後まで楽しい部活でいられた。 来年は君たちの代だから、自分らしく楽しんで。
「楽しい部活でいられた」のように、自分が後輩から受け取ったものを言葉にすると上から目線になりません。
22. 努力家の後輩へ
誰よりも早く来て、誰よりも遅くまで残ってる姿、ずっと見てたよ。 あの努力は絶対報われる。 自信を持って続けてほしい。
後輩は「見てくれてる人がいた」と知るだけで救われます。具体的なシーンを一つ書くのがポイント。
23. ムードメーカーの後輩へ
○○がいるだけで部活の空気が明るくなった。 しんどい練習も、お前のおかげで笑いながらやれた。 そのキャラ、絶対大事にして。
性格・キャラに対するありがとうは、本人が一番嬉しいです。
ゼミ・委員会・係の後輩へ
24. 直接話さなかった後輩にも
あまり直接話す機会はなかったけど、いつも一生懸命やってる姿を見てた。 来年の○○ゼミは、君たちの色で頑張って。 応援してます。
話さなかった後輩にも、見てたことを一行伝えるだけで関係が温まります。
25. 役職を引き継ぐ後輩へ
次の部長、本当に頼んだよ。 大変な役割だけど、君なら絶対できる。 困ったらいつでも連絡してきて。
「困ったら連絡して」の一行は、後輩を一番安心させる魔法のフレーズです。
進路・これからを応援するメッセージ
26. これからを応援
○○の進路、ずっと応援してる。 自分のやりたいことをやれる人生になりますように。 何かあったら、いつでも頼ってくれていい。
進路に悩む後輩への定番。「頼っていい」の一行で居場所を作ってあげると、卒業後も繋がりが続きます。
27. 自分の経験から伝えるとき
1年生のとき、自分も同じくらい不安だったよ。 でも、続けてれば必ず何か見えてくる。 焦らず、自分のペースで頑張って。
「自分も同じだった」と伝えるのは、後輩へのメッセージで一番効きます。
短くまとめたいとき
28. 短文・前向きに
残りの学生生活、思いっきり楽しんで! 卒業しても応援してるよ。
迷ったときの定型。「思いっきり楽しんで」は卒業後輩宛で外しません。
29. 一行で
○○の代なら大丈夫。自分らしくいて。
信頼を一行で伝える形。短いほど本気度が伝わることもあります。
30. 締めの定型
1年(2年)間、ありがとう。 また会える日を楽しみにしてる。
迷ったらこれ。シンプルですが、後輩には十分残ります。
卒業の寄せ書きで気をつけたいこと
気持ちはこもっていても、書き方ひとつで意図せず相手を傷つけたり、浮いてしまうことがあります。最低限気をつけたいポイントを4つだけ。
- 「死ぬ」「終わる」「切る」「別れる」など忌み言葉は避ける(特に先生・目上の人へ)
- 下ネタや内輪ネタは、回し読みされることを忘れずに。本人だけがわかる範囲にとどめる
- 他の人と被ることを恐れない。みんなが「ありがとう」と書いても、それぞれの理由は違うので大丈夫
- 字が下手でも気にしない。気持ちがこもっていれば、読み手はちゃんとそれを受け取ります
意外と多いのが、相手の苦手なエピソードや黒歴史を「ネタっぽく」書いてしまうケース。本人は笑って受け取ってくれても、何年も残るのが寄せ書きです。10年後に読まれても恥ずかしくない内容か、一度立ち止まって確認しましょう。
短くまとめるコツ — 一行でも刺さるメッセージにする
色紙のスペースは限られています。長く書けばいいわけではなく、むしろ短いほど印象に残ることも多いです。短文で刺さるメッセージを作るコツは3つ。
- 形容詞より名詞を使う(「楽しかった」より「あの日の夜の話」)
- 「ずっと」「絶対」「一生」など、時間の重みのある言葉を1つ入れる
- 最後を「ありがとう」より、未来への一行で締める(「また会おう」「元気でね」)
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無料で寄せ書きを作るよくある質問
- Q. 寄せ書きで、先生にタメ口は失礼ですか?
- A. 親しい先生でも、寄せ書きは複数人で回す&残るものなので、敬体(〜です・〜ます)で書くのが無難です。どうしてもタメ口で書きたいときは、一文だけ砕けた表現を入れるくらいに留めるとバランスが取れます。
- Q. 他の人とメッセージが被ってしまいそうで不安です。
- A. 「ありがとう」「元気でね」が他の人と被るのは普通のことなので気にしなくて大丈夫です。それより、自分とその相手の間にあった具体的なエピソードを一行入れる方がずっと大事です。書く前に「その人と一番印象に残っているシーン」を一つ思い出してみてください。
- Q. 字が汚いので寄せ書きを書くのが苦手です。
- A. 意外かもしれませんが、字の上手さで寄せ書きの印象は決まりません。気持ちがこもっていれば、受け取る側はちゃんと読みます。どうしても気になる場合は、Okurun のようなオンライン寄せ書きを使えば、自分の言葉だけでメッセージを残せます。
- Q. 色紙ではなくオンラインで寄せ書きを集めたいのですが、おすすめの方法はありますか?
- A. 離れた場所にいる人や、卒業前にバタバタしていてみんなで集まれない場合は、オンライン寄せ書きが便利です。Okurun は会員登録不要・完全無料で、URLを送るだけで全員がメッセージを残せます。PDFでダウンロードして印刷もできるので、デジタル・アナログどちらでも残せます。



