色紙を郵送する方法と料金 — 寄せ書きは宅配便・クリックポストでは送れません
寄せ書きの色紙を郵送するときの料金と送り方。定形外郵便140円〜、レターパックライト430円、プラス600円。ゆうパック・ゆうメール・ゆうパケット・クリックポストは信書を送れないため使えません。大色紙242×273mmが規格内に収まる条件と、折らずに送る方法を日本郵便の公式情報からまとめました。2026年11月8日時点。
結論
色紙を郵送するなら、定形外郵便(規格内・50gまで140円)かレターパック(ライト430円/プラス600円)です。ゆうパック・ゆうメール・ゆうパケット・クリックポストは、日本郵便が「信書を送れない」と明示しているサービスなので使えません。寄せ書きは特定の相手に宛てた書状で、書状は信書に該当します。追跡が要らず一番安く済ませたいなら定形外郵便、届いたことを確かめたいならレターパックライト、手渡しで確実に届けたいならレターパックプラスです。2026年11月8日時点。

遠方の人に寄せ書きを送る、退職した人の自宅に届ける、書いてもらった色紙を幹事に返す。色紙を郵送する場面は意外と多いのですが、ここで「安いから」とメール便やクリックポストを選ぶと、規約違反になります。色紙は信書だからです。
この記事では、色紙を送れる方法と実際の料金、大色紙が一番安い「規格内」に収まる条件、折らずに送る方法を整理します。料金と条件はすべて日本郵便の公式ページから取りました(2026年11月8日時点)。
まず、色紙は信書なので使えない送り方がある
日本郵便が「信書を送れない」と名指ししているのは、ゆうパック・ゆうメール・ゆうパケット・クリックポストの4つです。安い送り方はだいたいこの中に入っています。
日本郵便は信書を「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書」と定義しています。そして総務省の一覧では、「書状」が信書に該当する文書として明記されています。寄せ書きは特定の相手に宛てて書かれた文章の集まりなので、ここに当たります。
| 送り方 | 信書 | 追跡 | 届き方 |
|---|---|---|---|
| 定形外郵便(規格内) | 送れる | なし | 郵便受け |
| 定形外郵便(規格外) | 送れる | なし | 郵便受け |
| レターパックライト | 送れる | あり | 郵便受け |
| レターパックプラス | 送れる | あり | 対面・受領印 |
| クリックポスト | 送れない | あり | 郵便受け |
| ゆうパケット | 送れない | あり | 郵便受け |
| ゆうメール | 送れない | — | 郵便受け |
| ゆうパック | 送れない | あり | 対面 |
2026年11月8日時点。「送れない」の4つは日本郵便が信書のご案内で名指ししているものです(無封の添え状・送り状の同封は可)。レターパックは公式に「信書も送れるサービスです」と記載があります。定形外郵便は「送れない」の4つに含まれていません。判断に迷う場合は、日本郵便が案内しているとおり差出局に相談してください。信書に該当する文書の一覧は総務省の指針にもとづく日本郵便の説明にあります。
フリマアプリの発送でよく使われるクリックポストやゆうパケットは、料金だけ見ると魅力的ですが、信書を送れません。色紙は商品ではなく手紙の仲間です。安さで選ぶなら、同じく信書を送れる定形外郵便(50gまで140円)のほうが安く、規約の問題もありません。
いくらかかるか
一番安いのは定形外郵便の規格内で、50gまで140円です。追跡をつけたいならレターパックライトの430円になります。
| 重さ | 規格内 | 規格外 |
|---|---|---|
| 50gまで | 140円 | 260円 |
| 100gまで | 180円 | 290円 |
| 150gまで | 270円 | 390円 |
| 250gまで | 320円 | 450円 |
| 500gまで | 510円 | 660円 |
| 1kgまで | 750円 | 920円 |
| 2kgまで | 取り扱いなし | 1,350円 |
2026年11月8日時点、日本郵便の国内料金表より。重さは色紙・台紙・封筒を入れた合計です。色紙は商品ごとに重さが違うので、料金は量ってから決めてください。はかりがなければ郵便局の窓口で量ってもらえます。レターパックはライト430円・プラス600円で、どちらも全国一律・重さ4kgまでです(レターパック)。
大色紙は「規格内」に収まる。ただし封筒しだいで外れる
規格内の条件は長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm・1kg以内。大色紙は24.2×27.3cmなので収まりますが、短辺の余裕が8mmしかありません。
寄せ書きでよく使われる大色紙(八寸九寸)は242×273mmです。短辺が24.2cm、規格内の上限が25cm。差は8mmしかありません。色紙用の封筒に入れた時点で短辺が25cmを超えると、同じ中身でも料金が規格内140円から規格外260円に変わります。
- 封筒は短辺25cm以内のものを選ぶ。色紙用封筒でも、ゆとりのあるタイプは25cmを超えます。買う前に短辺の寸法を見てください。
- レターパックなら迷わない。封筒が340×248mmで固定なので、大色紙を入れても規格の判定が発生しません。ライト430円で追跡もつきます。
- 厚さ3cmは色紙なら問題にならない。二つ折りの色紙に台紙と補強を足しても、3cmに届くことはまずありません。
大色紙のサイズは製品によって242×272mmと表記されているものもあります。1mmの違いなので郵便の規格判定には影響しませんが、額や封筒を別で買うときは、色紙側の表記に合わせて選んでください。
折らずに、角を潰さずに送る
色紙は折れたら元に戻りません。厚紙で挟む、水濡れを防ぐ、封筒の中で動かさない。この3つで足ります。
- 色紙より一回り大きい厚紙で両面を挟む。段ボールの端材でも構いません。これがないと、郵便受けに入れるときに曲げられます。
- クリアファイルかOPP袋に入れてから封筒へ。雨の日の配達でも中まで濡れません。
- 封筒の中で動く隙間を紙で埋める。角が封筒の中で当たり続けると、届いたときに角だけ潰れています。
- 「折曲厳禁」「水濡れ注意」と表に書く。赤いペンで大きく書けば伝わります。シールでなくても構いません。
書いてもらった色紙を回覧で集めている場合は、1人ずつ郵送すると往復のたびにこの手間と料金がかかります。人数が多いときは寄せ書きをオンラインで集めるほうが早く、紙かオンラインかの判断基準も整理しています。
そもそも郵送しないという選択
離れた人から集めるだけなら、色紙を物理的に動かす必要はありません。
郵送が必要になるのは「紙の色紙を回覧している」からです。オンラインで集めてしまえば、全員がURLから書き込めるので回覧そのものが消えます。渡すときだけ印刷すれば、郵送は本人に届ける最後の1回で済みます。手元で印刷した紙を送る場合も、料金と送り方はこの記事のとおりです。
Okurunは無料・登録なしで、URLを配るだけで全員から集められます。
無料で寄せ書きを作るよくある質問
- Q. 寄せ書きの色紙はクリックポストで送れますか?
- A. 送れません。日本郵便はクリックポストを信書の送付に使えないサービスとして案内しています。寄せ書きは特定の相手に宛てた書状にあたり、書状は信書に該当します。同じ理由で、ゆうパック・ゆうメール・ゆうパケットも使えません。信書を送れるのは定形外郵便やレターパックです。
- Q. 色紙を郵送する一番安い方法は?
- A. 定形外郵便の規格内で、50gまで140円です(2026年11月8日時点)。追跡はつきません。追跡が必要ならレターパックライトの430円、手渡しで確実に届けたいならレターパックプラスの600円です。
- Q. 色紙はレターパックに入りますか?
- A. 入ります。レターパックの封筒は340×248mm(A4ファイルサイズ)で、大色紙は242×273mmなので収まります。ライトは厚さ3cm以内・郵便受けへの配達、プラスは厚さの上限がなく対面で受領印をもらう形です。どちらも全国一律料金で、信書も送れます。
- Q. 大色紙のサイズは何センチですか?
- A. 242×273mm(八寸九寸)です。約24.2cm×27.3cm。製品によっては242×272mmと表記されているものもあります。郵便の「規格内」は長辺34cm・短辺25cm・厚さ3cm・1kg以内なので、大色紙はそのまま収まります。ただし短辺の余裕は8mmしかないため、封筒が大きいと規格外になります。
- Q. 定形外郵便の規格内と規格外は何が違いますか?
- A. サイズです。長辺34cm以内・短辺25cm以内・厚さ3cm以内・重さ1kg以内が規格内で、それを超えると規格外になります。料金は50gで規格内140円・規格外260円と、2倍近く変わります。中身が同じでも封筒の大きさで変わるので、封筒を選ぶときに短辺を見てください。
- Q. 色紙を折らずに送るにはどうすればいいですか?
- A. 色紙より一回り大きい厚紙で両面を挟み、クリアファイルかOPP袋に入れてから封筒に入れます。封筒の中で動く隙間は紙で埋めてください。封筒の表に「折曲厳禁」と赤で書いておくと確実です。レターパックプラスは対面で手渡しされるので、郵便受けで曲げられる心配がありません。



