夏に退職する人への送別寄せ書き — 7・8月の引き継ぎ期に贈る例文30選
7月・8月に退職・契約満了で職場を去る人への送別寄せ書きの例文30選。同僚・部下・上司・取引先別に、夏の引き継ぎ期ならではの言葉選びとマナーを解説します。

退職や契約満了が集中するのは、実は3月だけではありません。半期の区切りや、夏の人事異動、契約更新のタイミングが重なる7月・8月も、職場を離れる方が多い季節です。お盆休みが挟まることもあり、最終出社日までの時間が思ったより短いのが特徴です。
この記事では、夏に退職する人への送別寄せ書きの例文を、同僚・部下・上司・取引先の関係別に30個まとめました。お盆前の引き継ぎ期にバタつく中でも、短時間でメッセージを書けるテンプレートを揃えています。
夏の送別メッセージ、3つの基本要素
- 感謝の一言(「○年間、本当にお世話になりました」「同じチームで働けて良かったです」)
- 具体的なエピソード or 相手の人柄への一言(「○○さんの○○な姿勢に何度も助けられました」)
- 次のステージへのエール(「新しい環境でも、○○さんらしくご活躍ください」)
夏の送別は、3月のように「年度の節目」感が薄い分、メッセージに具体性を持たせると印象が残ります。「あのプロジェクトのときの」「○月の研修で」と、共通の記憶を一つ入れるだけで、表面的にならない一通になります。
同僚への送別メッセージ例文(8選)
親しい同僚へ
1. 王道・同僚へ
○○さん、○年間本当にお疲れさまでした。 同じチームで働けて、本当に楽しかったです。 新しい職場でも、○○さんらしく活躍されることを願っています。
「同じチームで働けて楽しかった」は、同僚への素直で過不足ない感謝。
2. 同期へ
○○、ここまでお疲れさま。 同期として走ってきた日々、すごく心強かったよ。 次のステージでも、お互い良い形でいられますように。
同期にはカジュアルでOK。「お互い良い形で」は対等な関係らしい締め。
3. プロジェクトを一緒にした同僚へ
○○さん、お疲れさまでした。 ○○のプロジェクト、○○さんがいてくれたから乗り切れました。 新天地でのご活躍、心から応援しています。
具体的なプロジェクト名を入れると、ありきたりにならない一通になります。
4. 親しい同僚・カジュアル
○○さん、お疲れさまでした! ランチや雑談で笑った時間、ぜんぶ楽しかったです。 また個人的に会いましょうね。
「個人的に会いましょう」は、退職後も繋がりを残したい相手に。
距離のある同僚・短文
5. 距離のある同僚へ・丁寧
○○さん、○年間お疲れさまでした。 直接ご一緒する機会は少なかったですが、いつも温かいお人柄が伝わってきました。 新しい環境でのご活躍をお祈りしています。
「直接ご一緒する機会は少なかったが」は、距離のある相手への正直で礼を尽くした一文。
6. 短文・同僚へ
○○さん、お疲れさまでした。 新しい場所でもご活躍を祈っています。
迷ったらこの形。短くても失礼にならない安全型。
7. 中途退職の同僚へ
○○さん、ここまで本当にお疲れさまでした。 途中までご一緒できた時間、私にとって大事な学びでした。 次の場所でも、○○さんらしく進んでいかれますように。
「途中までご一緒できた」は、中途退職に特化した自然な労い。
8. お盆前で慌ただしい中の送別
○○さん、お疲れさまでした。 お盆前のバタバタした時期にお別れになり寂しいですが、ゆっくり休まれてから次のステージへ。 どうぞお元気で。
「ゆっくり休まれてから」は、夏の退職ならではの労いフレーズ。
部下・後輩への送別メッセージ例文(7選)
部下・後輩へ
9. 直属の部下へ
○○さん、○年間本当にお疲れさまでした。 指導が足りない部分も多かったと思いますが、○○さんは自分の力で大きく成長してくれました。 次の職場でも、その姿勢を大切にして、ご活躍ください。
「指導が足りない部分も多かった」は、上司側の謙虚さが伝わる定番フレーズ。
10. 後輩へ
○○さん、お疲れさまでした。 ○○さんの真面目さと丁寧な仕事ぶり、ずっと尊敬していました。 新しい環境でも、○○さんらしい強みを活かして頑張ってください。
「真面目さ」「丁寧な仕事ぶり」は、後輩を褒める際の具体的で安全な表現。
11. 育成した部下へ
○○さん、ここまで本当にお疲れさまでした。 入社時から見てきた中で、○○さんが一番大きく変わった瞬間は○○のときだったと思います。 次のステージでも、自信を持って進んでください。
「一番大きく変わった瞬間」を具体的に書けると、特別感のある一通になります。
12. キャリアチェンジする後輩へ
○○さん、お疲れさまでした。 新しい分野への挑戦、応援しています。 ここで培ったものは、必ずどこかで活きるはずです。
「必ずどこかで活きる」は、転職・転身する相手へのストレートなエール。
13. フリーランスになる部下へ
○○さん、お疲れさまでした。 独立、本当におめでとうございます。 組織を離れても、○○さんの真摯さは絶対に強みになります。
「組織を離れても○○な強み」は、独立する相手向けの特化フレーズ。
14. 短文・後輩へ
○○さん、お疲れさまでした。 新しい場所での活躍、楽しみにしています。
後輩への定番短文。「楽しみにしています」が一歩踏み込んだエール。
15. 契約満了の派遣・契約社員へ
○○さん、○年間本当にありがとうございました。 チームの一員として支えていただいた日々、感謝しかありません。 次のお仕事でも、お元気でご活躍ください。
「チームの一員として」は、雇用形態の違いを越えた敬意ある表現。
上司への送別メッセージ例文(8選)
直属の上司・役員へ
16. 直属の上司へ
○○部長、長きにわたり大変お世話になりました。 ご指導いただいたことは、私の財産です。 次のステージでも、○○部長らしいご活躍をお祈り申し上げます。
「ご指導いただいたことは私の財産」は上司宛の鉄板フレーズ。
17. お世話になった上司へ
○○さん、○年間本当にありがとうございました。 仕事の進め方も、人との向き合い方も、○○さんから学びました。 どうかお身体に気をつけて、新しい場所でもご健勝でありますように。
「人との向き合い方も学んだ」は、人格面まで尊敬していたことが伝わる一文。
18. 早期退職される上司へ
○○さん、お疲れさまでした。 ここまで走り続けてこられた○○さんに、心から敬意を表します。 少しゆっくりされて、これからの時間を大切にお過ごしください。
「少しゆっくりされて」は、早期退職・セカンドライフ入りする相手への配慮フレーズ。
19. 役員・経営層へ
○○取締役、長きにわたるご尽力に、心より御礼申し上げます。 ○○さんが築かれた文化は、これからも私たちが受け継いでまいります。 どうかご健康で、次のステージへの船出をお迎えください。
「築かれた文化は受け継いで」は、経営層向けの格式ある敬意表現。
20. 厳しかったが感謝してる上司へ
○○さん、長らくのご指導、本当にありがとうございました。 厳しさの裏にあった温かさは、いまも忘れていません。 どうかお身体を大切に、新しい場所でもご活躍ください。
「厳しさの裏にあった温かさ」は、距離があった上司への自然な感謝表現。
21. 短文・上司へ
○○さん、長らくお世話になりました。 新しい場所でのご活躍を、心よりお祈り申し上げます。
迷ったらこの形。短くてもフォーマルで失礼のない上司向け定番。
22. 退任後も交流を望む上司へ
○○部長、長らくのご指導に心より感謝申し上げます。 退任後も、ぜひお時間のあるときにお話を伺えれば嬉しく存じます。 お身体に気をつけて、これからもどうぞお健やかに。
「お話を伺えれば」は、退任後も繋がりを残したい相手への自然な打診。
23. お盆休み前のお別れ
○○さん、本当にお疲れさまでした。 お盆を挟む慌ただしい時期にお別れとなりますが、まずはゆっくり休まれてください。 どうかこれからも、お元気でご活躍ください。
「まずはゆっくり休まれて」は、夏の退職特有の温度ある締め。
取引先への送別メッセージ例文(4選)
取引先・社外の方へ
24. 担当を離れる取引先の方へ
○○様、長らく大変お世話になりました。 ご担当を離れられるとのこと、寂しい限りですが、これまでのご厚情に心より感謝申し上げます。 次のお仕事でも、○○様らしいご活躍をお祈り申し上げます。
「ご担当を離れられるとのこと」は、取引先の人事異動に対応する定番フレーズ。
25. 退職される取引先の方へ
○○様、ご退職とのこと、長きにわたるお仕事に心より敬意を表します。 お打ち合わせの度に勉強させていただきました。 どうかお身体を大切に、これからもお健やかに。
「お打ち合わせの度に勉強させていただいた」は社外宛の自然な敬意表現。
26. パートナー企業の方へ
○○様、長らくのご協業、誠にありがとうございました。 ○○様の真摯なお仕事ぶりに、何度も助けられました。 新しいご活躍の場でも、ご健勝とご繁栄をお祈り申し上げます。
「ご協業」は、社外でも対等なパートナー関係向けの言葉選び。
27. 短文・取引先へ
○○様、長らくお世話になりました。 次のお仕事でのご活躍を、心よりお祈り申し上げます。
迷ったらこの形。社外向けの最短安全型。
夏の送別、3つの実務的なコツ
1. お盆休み前に「期限」を設定する
夏の送別寄せ書きは、お盆休みで集まる人が散ってしまう前に集める必要があります。最終出社日からの逆算ではなく、お盆休み前の最終出社日(多くの会社で8月10日前後)の3日前を集約期限に設定するのが安全です。
2. 在宅・出張中のメンバーも漏らさない
夏は出張や休暇でオフィスにいないメンバーが多いので、紙の色紙を回すだけだと半分の人しか書けない、という事態になりがちです。オンライン寄せ書きを併用するか、紙だけにする場合は事前に「○○さん退職寄せ書き、回ってきたら早めに書いてください」とSlackで一斉告知しておきましょう。
3. 渡すタイミングは最終出社日か、お盆前の壮行会
送別会自体がお盆を挟んで分散することが多い夏。退職者の最終出社日か、お盆前の壮行会のどちらかで渡すのが基本です。最終出社日が8月後半(お盆明け)の場合は、お盆前の出社日に「フライング送別」として渡してしまう方が、参加メンバーが揃いやすくおすすめです。
夏の退職は3月と比べて「節目」感が薄いため、送別準備が後回しになりがちです。退職日が決まった時点で、すぐに発起人と幹事を決めてしまうのが鉄則。お盆を挟むと2週間以上動けない日が出てくるので、早め早めの段取りが効きます。
夏の退職は、お盆休みや夏季休暇でメンバーが揃いにくいタイミングです。Okurun のオンライン寄せ書きなら、出張中・在宅勤務・休暇中のメンバーからもスマホでメッセージを集められます。期限を設定して一斉に募集できるので、お盆前の慌ただしい時期でも安心して準備が進められます。
無料で寄せ書きを作るよくある質問
- Q. 夏の送別寄せ書きは、いつまでに準備すればいいですか?
- A. 最終出社日の3日前までに寄せ書きを完成させるのが理想です。夏はお盆休みが挟まるため、お盆前の最終出社日(多くの会社で8月10日前後)が退職者の最終出社になることもあります。退職日が決まった時点で、すぐに発起人を立てて1〜2週間前から集め始めましょう。
- Q. お盆休みで送別会が開けない場合、寄せ書きはいつ渡せばいいですか?
- A. お盆前の最後の出社日に、簡単な壮行会・ランチ会を開いて渡すのがおすすめです。あるいは、最終出社日に上司から個別に渡す形でも問題ありません。お盆明けに本人が出社しない場合は、退職日前日までに郵送する選択肢もあります。オンライン寄せ書きならURLで直接届けられるので、物理的な渡し漏れも防げます。
- Q. 中途退職や契約満了の人にも、3月の退職と同じように寄せ書きをしていいですか?
- A. もちろん大丈夫です。雇用形態や退職タイミングに関わらず、お世話になった方への感謝を伝えるのが寄せ書きの本質です。むしろ夏の中途退職は周囲が動きにくい分、寄せ書きを準備してもらえることが本人の励みになります。「○年間お疲れさまでした」「同じチームで働けて良かったです」というシンプルな感謝で十分です。
- Q. 夏休みで連絡が取りづらいメンバーがいるときは?
- A. Slack・メール・LINEなど普段の連絡手段で「○○さん寄せ書き、○日までに記入をお願いします」と早めに告知し、リマインドを2回ほど入れるのが基本です。オンライン寄せ書きなら、URLを送るだけでスマホから旅行先でも書けるので、夏季休暇中のメンバーからも漏れなく集められます。



