教育実習のお礼メッセージ・寄せ書き例文 — 生徒から実習生へ/実習生から先生へ
教育実習の最終日に贈る寄せ書きとお礼状の例文集。生徒から実習の先生へ、実習生から指導教官・クラスへ、それぞれの立場の文例とマナーをまとめました。

教育実習は、長くても3〜4週間。短いのに、生徒にとっても実習生にとっても不思議と濃い時間になります。最終日に「何か渡したい」と思っても、たった数週間の関係にどんな言葉が適切なのか、迷う人は少なくありません。
この記事では、生徒から実習の先生へ贈る寄せ書きと、実習生から指導教官・クラスへ贈るお礼、両方の例文をまとめました。教育実習ならではの「短い期間だからこそ効く書き方」も解説します。
3週間の関係で何を書くか
実習生へのメッセージが薄くなる原因は、「まだよく知らないから書くことがない」と思い込むことです。実際には、生徒は実習生のことをよく見ています。緊張していた初日の様子、板書の字、失敗して笑った授業、休み時間に話しかけてくれたこと——短期間だからこそ、一つひとつの場面が鮮明に残っています。
- 覚えている具体的な場面を1つ(授業・休み時間・行事のどれか)
- その先生から受け取ったもの(教わったこと・楽しかったこと・変わったこと)
- これからへの一言(先生になってほしい/また会いたい)
「初めての授業、すごく緊張してましたよね」のように、うまくいかなかった場面に触れるのはむしろ効果的です。実習生は自分の失敗を強く覚えているので、それを笑って受け止めてもらえていたと知ると救われます。
生徒から実習の先生へ(20選)
中学生・高校生から
例1
3週間ありがとうございました。先生の授業は、教科書に載ってない話が多くて毎回楽しみでした。
例2
初日はめちゃくちゃ緊張してましたよね(笑)。最後の授業は全然違ってて、すごいと思いました。
例3
休み時間に話しかけてくれて嬉しかったです。おかげでクラスが明るくなりました。
例4
先生の板書、めちゃくちゃ見やすかったです。ノートが今までで一番きれいに取れました。
例5
苦手だった〇〇が、先生の説明でちょっとわかるようになりました。ありがとうございます。
例6
本物の先生になったら、絶対いい先生になると思います。応援しています。
例7
進路の話を真剣に聞いてくれて、すごく助かりました。もう少し考えてみます。
例8
体育祭で一緒に応援してくれたの、楽しかったです。忘れません。
例9
先生が笑うとクラスも笑ってました。あの空気、好きでした。
例10
また学校に遊びに来てください。待ってます!
小学生から(ひらがな中心)
例11
せんせい、3しゅうかんありがとうございました。またあそびにきてください。
例12
きゅうしょくのじかん、いっしょにたべられてうれしかったです。
例13
さんすうをおしえてくれてありがとう。わかるようになりました。
例14
せんせいのつくったプリント、たのしかったです。
例15
ドッジボール、つよかったです。またしょうぶしたいです。
少し長めに書きたいとき
例16
先生が「わからないままにしないで」と何度も言ってくれたので、初めて質問できるようになりました。これからも続けます。3週間ありがとうございました。
例17
最後の授業で先生が少し泣きそうになっていたのを見て、本気で向き合ってくれていたんだとわかりました。私たちも嬉しかったです。
例18
たった3週間なのに、いなくなると思うと寂しいです。先生が担任だったらいいのにと、クラスのみんなで話していました。
例19
将来のこと、まだ全然決まっていませんが、先生みたいに「楽しそうに働く人」になりたいと思いました。
例20
教育実習お疲れさまでした。大学に戻っても体に気をつけて。いつか本当の先生になった姿を見せに来てください。
実習生から指導教官・先生方へ(10選)
実習生から先生方へのお礼は、色紙よりお礼状(手紙)が一般的です。実習終了後1週間以内に届くよう送るのがマナーとされています。
指導教官へ
例21
この度は3週間にわたりご指導いただき、誠にありがとうございました。毎日の授業後に時間を取っていただいたこと、心より感謝しております。
例22
指導案を何度も見ていただき、そのたびに「なぜそうするのか」を問い直していただいたことが、最大の学びでした。
例23
生徒との距離の取り方について、先生の姿から多くを学ばせていただきました。
例24
至らぬ点ばかりでご迷惑をおかけしましたが、最後まで温かくご指導いただき感謝の言葉もありません。
例25
教員という仕事の厳しさと面白さの両方を、実感として持ち帰ることができました。ありがとうございました。
職員室の先生方へ・クラスへ
例26
先生方には、授業のことだけでなく、日々の声かけにも支えていただきました。ありがとうございました。
例27
〇年〇組のみなさんへ。毎日、教室に行くのが本当に楽しみでした。みなさんに教わったことのほうが多かったかもしれません。
例28
最後の授業で拍手をもらったこと、一生忘れません。あの日のことを思い出しながら、教員を目指して頑張ります。
例29
うまくいかない日もありましたが、みなさんが真剣に聞いてくれたから最後まで立てました。ありがとう。
例30
いつかどこかで再会できたら、そのときは近況を聞かせてください。みなさんの未来を応援しています。
教育実習のお礼で押さえるマナー
- お礼状は実習終了後1週間以内に投函する
- 宛先は「学校宛」+指導教官名。校長先生宛に別途出す場合もあるため、事前に慣例を確認する
- 生徒からの色紙は、担任の先生に相談してから進める(学校ごとに方針が異なるため)
- 実習生から生徒へ個人的な連絡先を渡すのは避けるのが一般的
- 写真を色紙に入れる場合は、肖像権の観点から担任に確認する
実習生へのプレゼントは、学校によっては禁止されている場合があります。色紙や手紙なら問題になりにくいですが、必ず担任の先生に一声かけてから準備してください。
クラス全員分を、授業時間を使わずに集める
クラス全員の寄せ書きを紙で集めようとすると、色紙を回す時間が必要で、しかも実習生本人に気づかれずに進めるのが難しくなります。オンラインの寄せ書きなら、URLを共有して各自が家で書けるため、当日まで内緒にしておけます。
集まった全員分を1枚の色紙として印刷し、最終日に手渡す——という流れなら、渡すときはきちんと紙の形になります。顔写真を添えられるので、実習生が大学に戻ってからも一人ひとりを思い出せる一枚になります。
実習の先生への寄せ書きを、無料で作ってみる
無料で寄せ書きを作るよくある質問
- Q. 教育実習の先生へのプレゼントは必要ですか?
- A. 必須ではありません。むしろ学校によっては物品の受け渡しを控えるよう指導されることがあります。色紙や手紙であれば問題になりにくいので、まずは担任の先生に確認してください。
- Q. 実習生からのお礼状はいつまでに出せばいいですか?
- A. 実習終了後1週間以内が目安です。遅れた場合でも、出さないより出すほうがよいので、一言お詫びを添えて送りましょう。
- Q. あまり話さなかった実習の先生に何を書けばいいですか?
- A. 話していなくても、見ていたことは書けます。「授業の準備がいつも丁寧でした」「休み時間に他のクラスの子と楽しそうに話していました」など、観察した事実で十分に伝わります。
- Q. 寄せ書きに全員の顔写真を入れても大丈夫ですか?
- A. 学校の方針によります。生徒の写真の扱いは慎重に判断されるため、必ず事前に担任の先生に確認してください。名前だけ、あるいはイラストにするという選択肢もあります。



